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名古屋交通圏・実務メモ 08

IGアリーナ、名古屋城そばの
新アリーナで何が変わるか

名古屋城のすぐそば、名城公園に新しいアリーナができた。IGアリーナ、国内最大級をうたう多目的施設だ。新しい場所は、地元の乗務員にとっても手探りの期間がある。この記事は、基本情報と、乗務員として押さえておきたい考え方を整理する。

IGアリーナの基本情報

IGアリーナは愛知県名古屋市北区名城一丁目にある多目的アリーナで、最大収容人数は17,000人。国内最大級の規模をうたう施設で、大相撲名古屋場所の会場としても使われた実績がある。最寄り駅は地下鉄名城線「名城公園駅」4番出口を出てすぐ。地下鉄鶴舞線の浄心駅からも徒歩約18分でアクセスできる。名古屋駅からは地下鉄で概ね15分程度の距離感だ。

名古屋城エリアという立地の意味

名城公園・名古屋城の周辺は、これまで観光や公園利用が中心で、大規模イベントの終演ラッシュに日常的に対応してきたエリアとは言いにくい。新しい大型施設ができたことで、周辺の交通の流れそのものが変わっていく可能性がある。乗務員としても、これまでの土地勘だけに頼らず、新しい需要のパターンを一から観察していく必要があると考えている。

地下鉄駅すぐという立地とタクシーの役割分担

IGアリーナは地下鉄の駅出口からすぐという好立地にある。徒歩と地下鉄で完結できる客が多い一方で、大きな荷物を持つ客、グループでの利用、遠方から来て土地勘のない客などは、駅まで歩くより会場前でタクシーを選ぶ場面が出てくる。駅近だからタクシー需要が薄いと決めつけず、駅に向かわない層がどれだけいるかを実際に見て確かめるのが確実だ。

特に地方から来場する客や、遠征のグループ客は、慣れない地下鉄の乗り換えより現地で流しのタクシーを探す傾向があると考えられる。会場出口付近の人の流れを見て、地下鉄に向かう列と、それ以外に分かれる客がどのくらいいるかを観察するところから始めるとよい。

名古屋城観光との重なりも意識しておく

名城公園・名古屋城は日中を中心に観光需要も一定量あるエリアだ。IGアリーナでの夜のイベントと日中の観光需要は性格が異なるが、同じ立地圏で起きているという点は意識しておいて損はない。イベントが無い日でも周遊需要があると捉えれば、ドーム関連イベントに偏らない動き方の幅が広がる。

浄心駅からのルートは徒歩約18分とやや距離があるが、名城公園駅側が混雑している時間帯には、あえて反対側から動く選択肢としても頭に入れておきたい。

種目によって終演の読みが変わる

大相撲・コンサート・展示会など、IGアリーナは多目的に使われる施設だ。種目によって終演時刻の読みやすさ、観客の年齢層や荷物の量、帰宅を急ぐ度合いは変わってくると考えられる。今の段階でパターンを断定するのは早いが、催事のジャンルごとに傾向をメモしておくと、次に同じ種類のイベントがあったときの判断材料になる。相撲は取組の進み方で終演が前後しやすく、展示会は終了時刻が幅を持つ点も違いとして意識しておきたい。

新しい場所は、先に慣れた者が強い

新しくできた施設は、ベテランでも新人でも経験の蓄積が同じゼロから始まる。裏を返せば、早い段階で足を運んで傾向を観察しておくことが、そのまま自分だけの強みになるということだ。俺は「今どこ行く?」に、新しい催事情報が入り次第、地図の点数に反映できるようにしている。手探りの期間だからこそ、記録を積み重ねた人から着実に読みが当たるようになっていくはずだ。

IGアリーナ・施設情報
住所
愛知県名古屋市北区名城一丁目4-1
最寄り駅
地下鉄名城線「名城公園駅」4番出口すぐ(鶴舞線「浄心駅」徒歩約18分)
収容人数
最大17,000人(国内最大級の多目的アリーナ)
実績
大相撲名古屋場所の会場など

※ 施設情報は変更される場合があります。最新情報は公式発表でご確認ください。

新しい会場の動きも、地図に反映していきます

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西原|名古屋交通圏の現役タクシー乗務員。頭の中の「夜の名古屋の地図」を、アプリ「今どこ行く?」に移植中。バグ報告は休憩所で缶コーヒーと共に受け付けています。