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ワーホリ費用を韓国で見積もる:最低賃金は円で時給1,219.8円と、日本の全国平均1,177円より高い

ワーホリ費用を韓国で見積もる:最低賃金は円で時給1,219.8円と、日本の全国平均1,177円より高い
2026-10-22 更新

この記事の要点

  • ワーホリの費用を韓国で見積もる時は、二つに分けます。渡航前は残高証明30万円以上を用意し、ビザの手数料はかかりません。現地では、外国人ワーホリの月の平均支出が約97万ウォン(約11.5万円)なので、これを目安にします。
  • 2026年10月25〜31日の税関の相場で円にすると、韓国の2026年の最低賃金は時給1,219.8円です。日本の令和8年度の全国平均1,177円より高くなります。
  • 韓国に6か月を超えて住むと、健康保険に入ります。最低賃金で月209時間働き、この保険料を引くと、2026年は多くて月約23.6万円です。
この記事の目次(8)
  1. 結論:韓国のワーホリ費用は「渡航前の条件」と「現地の月の収支」で分けて見積もる
  2. 仕組み:韓国のワーホリ(H-1)の条件と、お金に関わる決まり
  3. データで見る:最低賃金の上がり方と、実際に使われた額
  4. 研究で分かっていること:なぜ韓国でワーホリをするのか
  5. 自分の働く時間で出す月の収支の表
  6. よくある質問
  7. 次に読む
  8. 出典

会社を休んで行く人には、有給休暇の承認が出る前に申し込んでいいのか、という次の悩みがあります。休みが決まる日と取り消し料の段を確かめる記事: 有給の承認前に留学を申し込む時の確認リスト

結論:韓国のワーホリ費用は「渡航前の条件」と「現地の月の収支」で分けて見積もる

渡航前のお金は、残高証明と航空券の組み合わせで決まります。ビザの手数料は免除です。細かい条件は次の節のリストで確かめられます。

現地の収入の土台になるのは最低賃金です。2026年は時給10,320ウォンで、円にすると1,219.8円です。2027年は10,700ウォンに決まっていて、円にすると1,264.7円になります。

韓国の2025〜2027年の最低賃金をウォンと円で、日本の令和8年度と前の年度の全国平均と並べた表
韓国と日本の最低賃金(時給)

※ 円にした額は、税関の2026年10月25〜31日の相場(100ウォン=11.82円)で計算しています。この相場は週ごとに変わるので、円にした額も変わります。

公式の表を並べると、円にした韓国の最低賃金が日本の全国平均より高くなりました。これは調べて分かった意外な点です。ただし、韓国で働けば得をするという意味ではありません。為替と、次に出てくる保険料で、手元に残る額は変わります。

具体的な例です。2026年の最低賃金で月209時間働き、7か月目からの健康保険を引くと、残るのは多くて月約23.6万円です。これを外国人ワーホリの月の平均支出(約11.5万円)と並べると、月の収支の見当がつきます。

韓国とオーストラリアで行き先を迷っている人は、オーストラリアで2年目も残れる条件を先に知っておくと比べやすくなります。条件をまとめた記事: オーストラリアのワーキングホリデー条件と、2年目に残るための仕事

仕組み:韓国のワーホリ(H-1)の条件と、お金に関わる決まり

お金に関わる公式の条件は4つです。残高証明、航空券、手数料、健康保険です。H-1は、韓国のワーキングホリデーのビザの種類の名前です。

韓国ワーホリ(H-1)の年齢・残高証明・航空券・手数料・申請の回数・健康保険を確かめるリスト
申請の前に確かめる点

残高証明を40万円以上にすると、帰りの航空券を出発前に決めなくてよくなります。帰る時期をまだ決めていない人にとっては、ここが分かれ目です。

健康保険は2019年7月16日からの決まりです。韓国に6か月を超えて住む外国人は加入し、H-1とH-2のビザも対象です。保険料は、自分の分として計算した額が平均より少なければ、平均の額を払います。

そのため、払う保険料は少なくとも外国人の地域加入者の平均、月158,630ウォン(約18,750円)になります。

データで見る:最低賃金の上がり方と、実際に使われた額

韓国の最低賃金は、上げ幅が3年続けて大きくなっています。2025年は1.7%、2026年は2.9%、2027年は3.7%です(上の表)。

日本の最低賃金も上がっています。令和8年度の全国平均は前の年度の1,121円から1,177円に上がり、2026年10月1日から12月2日までの間に都道府県ごとに順に変わる予定です。

厚生労働省『全ての都道府県で地域別最低賃金の改定額が答申されました』令和8年度の切り抜き。1,177の所を赤い枠で囲んでいます。
出典: 厚生労働省『全ての都道府県で地域別最低賃金の改定額が答申されました』令和8年度(2026-10-22 撮影)

健康保険の外国人の平均保険料も上がっています。2026年度は、前の年より3.80%高くなりました。

実際に使われた額は、韓国の文化体育観光部と韓国観光公社が2024年に出した報告書に数字があります。報道によると、韓国でワーホリ中か、過去にワーホリだった外国人300人ほどに、2024年5月に聞いた調査です。

日本人の入国の累計、平均の滞在期間、月の平均支出、住まいの費用の割合を並べた図
韓国ワーホリの実際(調査)

留学情報の記事(アルク)では、韓国の生活費を月15〜24万円と見積もっています。この調査の平均と比べると、時点も対象も違います。どちらが正しいとは言えないので、幅として両方を手元に置くのが確かです。

研究で分かっていること:なぜ韓国でワーホリをするのか

研究からは、お金だけで行き先を決めているわけではないことが見えてきます。ここで紹介する4本は、3本が聞き取りなどの質的な研究で、どれも費用は扱っていません。

藤岡(2012年)の研究では、オーストラリアでワーホリをした日本人4人の聞き取りから、ある仕組みが見られました。安定した仕事の無い若者を、国の外へ向かわせる階層の仕組みです。今の仕事に行き詰まりを感じて渡航を考えている人には重なりやすく、仕事に不満が無く、体験を目的に行く人には当てはまりません。

Kawashima(2010年)の研究は、要旨によると、日本人のワーホリを「a relatively new but rapidly growing form of transnational mobility」(比較的新しいが、急に増えている国をまたぐ移動の形)として扱っていました。オーストラリアから帰国した日本人の研究なので、韓国に行く人にそのまま当てはまるとは言えません。

이다은(イ・ダウン、2020年)の研究では、韓国でワーホリをした台湾の若い女性たちが語りました。その経験は、お金のために移る働き手の移住や結婚による移住では説明できない物でした。韓国の文化に引かれて行く人には当てはまりやすく、日本人や、稼ぐことを第一に行く人には当てはまりません。

陳柏均(2020年)の修士論文では、韓国か日本でワーホリをした台湾の人が、「文化と生活の体験」を最も大切な目的に挙げていました。暮らしてみること自体を目的にする人には当てはまりやすく、費用の見積もりの答えにはなりません。

日本人のオーストラリアの研究では仕事の行き詰まりが、韓国の研究では文化の体験が語られていて、向きが違います。どちらも聞いた人数が少ないので、どちらかを全員に広げて考えないのが確かです。

研究の読み方

研究 調べ方 対象と人数 分かったこと 限界
藤岡(2012年) 聞き取り(生い立ちの分析) オーストラリアでワーホリをした日本人4人 安定した仕事の無い若者を越境へ向かわせる階層の仕組みが見られた 4人だけ・行き先はオーストラリア・読めたのは要旨だけ
Kawashima(2010年) 要旨に調べ方の記述が無い オーストラリアから帰国した日本人(人数は要旨に無い) 日本人のワーホリを、急に増えている新しい越境の形として扱っていた 本文は読めない・行き先はオーストラリア
이다은(2020年) 深い聞き取りと生活の観察 韓国でワーホリをした台湾の若い女性(人数は要旨に無い) 経済的な動機の移住では説明できない経験が語られていた。台湾の参加者は90%超が女性 台湾の人の研究・費用は扱っていない・読めたのは要旨だけ
陳柏均(2020年) 質的研究(体験の意味を聞く方法) 韓国か日本でワーホリをした台湾の人(人数は書いていない) 「文化と生活の体験」が最も大切な目的とされていた 修士論文で、学術誌の査読は無い・読めたのは要旨だけ

自分の働く時間で出す月の収支の表

自分の時給、その週の税関の相場、月に働く時間を「自分の数字」の列に入れてください。例の列は、最低賃金委員会の表にある月209時間で計算した額です。

項目 2026年の例 2027年の例 自分の数字
① ウォンの時給 10,320ウォン 10,700ウォン
② 月に働く時間 209時間 209時間
③ 月の収入(①×②) 2,156,880ウォン 2,236,300ウォン
④ 健康保険(7か月目から・少なくとも) 158,630ウォン 158,630ウォン
⑤ 保険料を引いた後(③−④) 1,998,250ウォン 2,077,670ウォン
⑥ 税関の100ウォンあたりの円 11.82円 11.82円
⑦ 円にした額(⑤×⑥÷100) 多くて約236,193円 多くて約245,581円
⑧ 比べる支出(調査の月の平均) 約97万ウォン(約114,654円) 約97万ウォン(約114,654円)
  • 式: (時給 × 月の時間 − 健康保険)× 税関の100ウォンあたりの円 ÷ 100
  • ④は、滞在が6か月を超えた月から入れます。保険料は少なくとも平均の額なので、⑦は「多くて」の額です。
  • 2027年の例の④は、2026年度の平均保険料で計算しています。
  • 税金は引いていない目安です。

よくある質問

半年と1年では、費用はどう変わりますか?

1年住むなら、6か月を超えた7〜12か月目の健康保険が加わります。その額は少なくとも約112,500円です(平均保険料158,630ウォン × 6か月 × 税関の100ウォン=11.82円 ÷ 100)。往復航空券で申請する場合は、帰りの日を出発日から6か月以降にする決まりがあります。

円にした最低賃金は、いつも日本より高いのですか?

いいえ、為替によって変わります。2026年の時給10,320ウォンが日本の全国平均1,177円を上回るのは、100ウォンが約11.41円より高い週です(1,177円 ÷ 10,320ウォン × 100 ≒ 11.41円)。申請の前に、その週の税関の相場を上の表の⑥に入れて確かめると確かです。

次に読む

会社を休んで行く人は、休みの承認が出る前に申し込んでいいか、取り消し料がいつからかかるかを確かめておく必要があります。その段取りは次の記事で確かめています。 - 有給の承認前に留学を申し込む時の確認リスト

韓国以外の行き先と比べたい人には、オーストラリアで2年目も残るための条件をまとめた記事があります。 - オーストラリアのワーキングホリデー条件と、2年目に残るための仕事

このサイトで次に調べる候補: 留学とワーホリの違い(どちらにするか、費用の組み立てから決めたい人向け)

出典

  1. 藤岡 伸明(2012)「若者はなぜ海外長期滞在を実践するのか:オーストラリア・ワーキングホリデー制度利用者のライフヒストリー分析」『労働社会学研究』13巻. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjals/13/0/13_jjals013.036/_article/-char/ja
  2. Kumiko Kawashima(2010)"Japanese working holiday makers in Australia and their relationship to the Japanese labour market: Before and after" Asian Studies Review 34(3). https://researchers.mq.edu.au/en/publications/japanese-working-holiday-makers-in-australia-and-their-relationsh/
  3. 이다은(2020)「대만 "한류 세대"의 한국 이동과 청년 정책 워킹홀리데이 – 한국 워킹홀리데이에 참가한 대만 여성의 경험」『여성학논집』37巻1号. https://www.kci.go.kr/kciportal/landing/article.kci?arti_id=ART002602146
  4. 陳柏均(2020)『台灣人打工度假體驗研究─以韓國、日本經驗為中心』国立政治大学 修士論文. https://ah.lib.nccu.edu.tw/handle/140.119/131269
  5. 韓国 最低賃金委員会『연도별 최저임금 결정현황(年ごとの最低賃金の決定)』2025〜2027年. https://www.minimumwage.go.kr/minWage/policy/decisionMain.do
  6. 税関『課税価格の換算に使用する外国為替相場』2026年10月25日〜10月31日. https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/kawase/kawase2026/kouji-rate20261025-20261031.pdf
  7. 厚生労働省『全ての都道府県で地域別最低賃金の改定額が答申されました』令和8年度. https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75950.html
  8. 韓国 国民健康保険公団『2026년도 보험료율 기준 안내(2026年度の保険料率の案内)』2026年度. https://www.nhis.or.kr/nhis/together/wbhaea01000m01.do?mode=view&articleNo=11008009
  9. 韓国 国民健康保険公団 外国人向けの案内(英語). https://www.nhis.or.kr/english/wbheaa02900m01.do
  10. 駐名古屋 大韓民国総領事館「【H-1】ワーキングホリデー」. https://overseas.mofa.go.kr/jp-nagoya-ja/brd/m_152/view.do?seq=760955
  11. 駐福岡 大韓民国総領事館 ワーキングホリデーの案内. https://overseas.mofa.go.kr/jp-fukuoka-ja/brd/m_20723/view.do?seq=43&page=2
  12. ソウル新聞(2024年9月25日)文化体育観光部・韓国観光公社『K-워킹 홀리데이, 한국을 선택한 이유는?』の報道. https://www.seoul.co.kr/news/life/travel-news/2024/09/25/20240925500057
  13. アルク 留学の記事(韓国ワーホリの費用). https://www.alc.co.jp/studyabroad/?p=8677

この記事は、AI で下書きし、公式の資料と論文で確かめてから公開しています。

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