光回線の選び方ノート光回線の月額とキャッシュバックを、申し込む前に比べる

ソフトバンク光の光回線の工事費用47,520円と、解約する月で残る額

ソフトバンク光の光回線の工事費用47,520円と、解約する月で残る額
2026-10-20 公開・2026-10-21 更新

この記事の要点

  • ソフトバンク光の光回線の工事費用は3つに分かれ、2026年6月1日の申し込み分から次の金額になりました。立ち会い工事ありは47,520円(それまでは31,680円)、立ち会い工事なしは5,280円です。フレッツ光・光コラボからの転用・事業者変更は「0円(工事不要)」です。
  • 立ち会い工事あり(47,520円)で新しく引くときの割引は1,980円×24か月=47,520円です(立ち会いなしは1,320円×4か月。自動更新なしプランは対象外)。キャンペーンのページの「6ヵ月目の末日」の翌月から数えると、7〜30か月目になります。一方、料金ページには「31ヵ月目まで」とあり、1か月ずれています。
  • 公式の表で並べると、ソフトバンク光の立ち会いあり(建物内工事あり)の工事費用は、2024年1月までの26,400円から31,680円を経て47,520円になり、47,520÷26,400=1.8で1.8倍になっているのは、調べて分かった意外な点です。
  • 分割の請求が1か月目から始まると置くと、12か月目にやめたときの分割の残りは23,760円です。これは省令の率で計算した額25,740円の内側に収まります。契約期間の満了月の当月・翌月・翌々月以外にやめると、別に解除料(1ギガ ファミリータイプの場合5,720円。マンションなどは、その回線タイプの月額相当額)がかかります。
この記事の目次(8)
  1. ソフトバンク光の工事費用は3つの区分と、やめる月で決まる
  2. 立ち会い工事・転用・分割・割引・解除料の仕組み
  3. 光回線の契約数とソフトバンクの割合(統計)
  4. 光回線の選び方について研究で分かっていること
  5. 工事費の改定の3時点と、解約月ごとの残りの表
  6. 工事費用についてよくある質問
  7. 次に読む
  8. 出典

別の回線(GMOとくとくBB光)で、キャッシュバックを0円と置いて月額の36回分の合計と解約の決まりで比べた記事: キャッシュバックを0円と置いても選べるか。GMOとくとくBB光を解約の決まりで考える

ソフトバンク光の工事費用は3つの区分と、やめる月で決まる

ソフトバンク光の工事費用は、家の状態によって47,520円(立ち会いあり)、5,280円(立ち会いなし)、0円(転用・事業者変更)のどれかになります。立ち会いありの47,520円は、2026年6月1日の申し込み分からの金額です。2026年5月31日の申し込み分までは31,680円でした。

ソフトバンク お知らせ(2024-01-19)の「3.各種工事費(代表的な工事費)」の切り抜き。SoftBank 光開通工事費の31,680の所を赤い枠で囲んでいます。
出典: ソフトバンク お知らせ(2024-01-19)(2026-10-21 撮影)

立ち会い工事ありで新しく引く場合は、工事費と同じ額の割引(1,980円×24か月=47,520円)が月額基本料金から引かれます。立ち会いなしの場合は1,320円×4か月の割引で、自動更新なしプランは対象外です。

割引には、課金開始月を1か月目として6か月目の末日の時点で条件を満たしている必要があります。このため、6か月目までにやめると割引は0円です。

30〜31か月目まで使い続けると、工事費の負担が0になる計算です。それより前にやめると、工事費の残りと解除料が請求されます。何か月目にいくら残るかは、後ろの表にまとめました。

立ち会い工事・転用・分割・割引・解除料の仕組み

立ち会い工事が要る家、要らない家

立ち会い工事は、作業する人が家に入って行う工事で、その場に人がいる必要があります。公式の料金ページでは、「戸建て、光ファイバー導入がないマンションにお住まいの場合、お立ち会いが必要となります。所要時間:約1時間」と書かれています。光ファイバー導入済みのマンションについては、「お立ち会い不要なケースがあります」という書き方です。

今の回線と住まいの種類から、工事費が0円・5,280円・47,520円のどれになるかを決め、最後に工事の日時による割増金を確かめる手順。
工事の区分を決める手順

転用・事業者変更は工事が要らない

転用・事業者変更は、今使っているフレッツ光や光コラボの回線のまま、契約先を移す手続きです。公式の料金ページでは「0円(工事不要)」で、契約事務手数料は4,950円です。

分割の回数はプランで変わる

工事費は一括でも分割でも払えます。2年自動更新プランと自動更新なしプランは12回か24回、5年自動更新プラン(TVセット)は12・24・36・48・60回から選べます。24回払いの場合は1,980円/月です。

割増金と、割引の対象外

割増金は、工事を土日休日や夜に行うときに上乗せされる料金です。2026年6月1日以降は、土日休日3,300円、夜間13,926円、深夜27,852円です。お知らせでは「夜間工事割増金・深夜工事割増金はキャンペーン対象外です」と書かれています。

同じお知らせには「回線工事費が発生しない場合はキャンペーン対象外です」ともあります。割引の決まりについて、キャンペーンのページには「本キャンペーンの内容および期間は予告なく変更する場合があります」と書かれています。

解約するときの工事費の残りと解除料

解除料は、契約期間の途中でやめるときにかかる料金です。公式の料金ページでは「契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外での解約には解除料(SoftBank光・1ギガ ファミリータイプの場合5,720円)が必要です」とあります。料金ページには「SoftBank 光の解約時に工事費の残金がある場合は、請求します」とも書かれています。

FAQでは「工事費の残債がある場合は、一括でお支払いください」とされています。また、「My SoftBankに表示される金額は当月に解約完了した場合の金額です」とあります。解約する月がずれると、表示される金額も変わるということです。

光回線の契約数とソフトバンクの割合(統計)

FTTHは、光ファイバーを家まで引く光回線のことです。2026年3月末のFTTHの契約数は4,148万で、前年同期比は+0.6%でした。

時点 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 2025年3月 2026年3月
FTTHの契約数 3,596万 3,778万 3,967万 4,055万 4,125万 4,148万

(総務省『電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ』2026年3月末。2023年度第4四半期以降の数字は、事業者の報告にもとづいて修正されています)

サービスを提供する会社ごとの割合は、NTTドコモ17.7%、NTT東西14.4%、ソフトバンク12.1%、KDDIグループ9.8%です。4,148万に12.1%を掛けると約502万になります。割合が四捨五入された値なので、目安の数字です。

NTT東西のサービス卸を使って提供されている契約は1,738万で、FTTH全体の41.9%です。サービス卸は、総務省の資料では「NTT東西の卸電気通信役務(サービス卸)」と書かれています。

国民生活センターによると、光回線サービスのトラブルについての相談のうち、電話勧誘によるトラブルが「約6割を占めています」(国民生活センター 2026年7月1日の発表)。

FTTHの契約数4,148万、ソフトバンクの割合12.1%、サービス卸の割合41.9%、光回線の相談のうち電話勧誘のトラブルが約6割であることを並べた図。
光回線の契約と相談の数字

光回線の選び方について研究で分かっていること

一度選んだ回線は続きやすい

Sunada ほか(2011 年)は、日本の家計が複数の接続方式(FTTHなど)のどれを選ぶかをモデルで推計し、シミュレーションしました。推計では、2005年に光回線が全国で使えたと仮定しても、乗り換える家計は10%にとどまりました。一度選んだ回線は続きやすいという関係があった、という結果です。

これはADSLから光回線へ移っていく時代の研究です。光回線どうしの乗り換えを調べたものではありません。工事費を乗り換えにくさの理由として示した研究でもありません。

光回線を使う人ほど、実際の速さに関心を持つ人が多いという関係があった

実効速度は、実際に使ったときに出る速さのことです。実積(2011 年)は、2009年に実施したアンケート調査で、固定インターネットの利用者を調べました。光回線の利用が増えることや混雑を経験することと、実効速度に関心を持つ人が増えることには関係がありました。

17年前の調査です。また、工事費ではなく、速さへの関心を調べた研究です。

料金を分けて見せたときの受け止め方は、人と条件で変わる

分割価格は、基本の値段と上乗せの料金を分けて見せる見せ方のことです。Burman & Biswas(2007 年)は、人を対象にした実験でこれを調べました。よく考えるタイプの人では、上乗せの料金が妥当なら分けて見せたほうが好まれ、妥当でないと逆になるという差が出ました。あまり考えないタイプの人では、差がありませんでした。

通信や工事費の研究ではなく、日本の光回線の申し込みにあてはまるかは示されていません。この記事で言えるのは、工事費を月額と分けて見せたときの受け止め方は、人と条件で変わるということまでです。

工事費の改定の3時点と、解約月ごとの残りの表

公式の工事費は3時点でこう変わった

立ち会いあり(建物内工事あり)の工事費は、2024年2月に26,400円から31,680円になりました(室内工事のみは10,560円から31,680円)。2026年6月1日の申し込み分からは47,520円です。建物内工事ありの場合、47,520÷26,400=1.8なので、2024年1月までの1.8倍です。

工事の種類 2024年1月まで 2024年2月〜2026年5月31日 2026年6月1日から
立ち会いあり(建物内工事あり) 26,400円 31,680円 47,520円
立ち会いなし 2,200円 4,620円 5,280円
夜間/深夜の割増金 — 9,174円/18,348円(2026年5月31日申し込み分までの額) 13,926円/27,852円

(ソフトバンク お知らせ 2024-01-19・2026-05-15。立ち会いありで室内工事のみの場合は、2024年1月までは10,560円でした。夜間/深夜の割増金が2024年2月から同じ額だったかは確かめていません)

立ち会いあり(建物内工事あり)の工事費が26,400円から31,680円、47,520円へ、立ち会いなしが2,200円から4,620円、5,280円へ変わったことを比べた図。
工事費の改定の3時点

何か月目にやめると、いくら残るか

この表の読む人の条件:2026年6月1日以降に新しく申し込み、立ち会い工事あり(47,520円)を24回払い(1,980円/月)にした人。n は課金開始月を1か月目として数えた「やめる月」です。

表の前提は次の5つです。

  1. 分割の請求は1か月目から始まると置いて計算しています。請求の始まる月は、契約前にソフトバンクに確かめる点です。
  2. 割引の終わりは、キャンペーンのページの文から読むと30か月目、料金ページの「31ヵ月目まで」という書き方では31か月目です。表では両方の行を載せています。
  3. 割引は、6か月目の末日の時点で条件を満たしていることが前提です。6か月目までにやめると割引は0円です。
  4. 解除料(1ギガ ファミリーは5,720円、マンションはその月額相当額)は表に入れていません。満了月の当月・翌月・翌々月以外にやめると、表の額とは別にかかります。
  5. 右の列は省令の率で計算した額で、上限と言い切れる額ではありません。理由は後ろに書きます。

式 - 分割の残り=1,980×(24−n) - 受けた割引の累計=1,980×max(0, n−6)(7か月目から割引と読んだ場合) - 工事費として負担した額=47,520−受けた割引の累計 - 省令の率で計算した額=47,520×(25−n)÷24 - 割引の合計=1,980×24=47,520円

n(やめる月) 分割の残り 受けた割引の累計 工事費として負担した額 省令の率で計算した額
1 45,540円 0円 47,520円 47,520円
6 35,640円 0円 47,520円 37,620円
7 33,660円 1,980円 45,540円 35,640円
12 23,760円 11,880円 35,640円 25,740円
18 11,880円 23,760円 23,760円 13,860円
24 0円 35,640円 11,880円 1,980円
25 0円 37,620円 9,900円 0円
30 0円 47,520円 0円 0円
31 0円 47,520円(7〜30か月目と読んだ場合) 0円 0円

(金額はソフトバンク「SoftBank 光 料金」とキャンペーンのページ、右の列は令和4年総務省令第6号の率から計算)

たとえば12か月目にやめると、分割の残りは23,760円です。それまでに割引を11,880円受けているので、工事費として負担した額は35,640円になります。分割の残りは、省令の率で計算した額(25,740円)の内側に収まります。ただし、同じ額ではありません。

省令の率を「上限」と言い切らない理由

省令は、解約に伴って請求できる額に決まりを設けています。工事費の残りについては、「二十四月から契約月数を控除した月数を二十四月で除して得た率」と、もう一つの率を比べて「いずれか高い率」を掛ける決まりです。表は、このうち片方の率だけで計算しています。

契約月数は「当該電気通信役務の提供が開始された日の属する月の翌月から」数えます。課金開始月を1か月目とする n より1か月少なくなるので、式は(25−n)÷24 になります。総務省の説明資料には、「2年間の期間拘束契約で1年間利用した場合には、工事用の(24-12)/24を請求可能」という例があります。

同じ資料では、「利用者都合の撤去工事等がある場合、当該工事費全額」とされています。このため、表の右の列は目安として読んでください。

12月からの月額

月額(2年自動更新)は、戸建ての1ギガ ファミリーが5,720円、マンションが4,180円です。料金ページには「2026年12月1日(火)より一律+330円に改定します」とあります。12月1日からの新しい契約では、戸建てが5,720円+330円=6,050円、マンションが4,180円+330円=4,510円になる計算です。

11月末時点で自動更新ありプランを契約中なら、12月以降に来る契約期間満了月の翌月分から+330円になります。

割引の期間、分割の請求の始まり、解除料、割増金、月額の改定、残りの金額の表示、電話勧誘への対応という、契約前に確かめる7つの点。
契約前に確かめる点

工事費用についてよくある質問

工事では何をするのか。立ち会いと時間は?

戸建てと、光ファイバーが入っていないマンションでは、立ち会い工事が要ります。公式の料金ページに書かれている所要時間は約1時間です。土日休日・夜間・深夜に行うと割増金がかかります。

フレッツ光・光コラボから工事なしで移れるか

転用・事業者変更の手続きでは、工事費は「0円(工事不要)」です。契約事務手数料の4,950円はかかります。お知らせには、回線工事費が発生しない場合はキャンペーンの対象外とあります。

マンション・アパート・賃貸だと変わるか

光ファイバー導入済みのマンションなら、立ち会いなしの5,280円になる場合があります。光ファイバーが入っていない建物では、立ち会いありの47,520円です。月額は戸建て5,720円、マンション4,180円で、12月1日以降の新しい契約ではどちらも+330円です。

11月末時点で自動更新ありプランを契約中なら、12月以降に来る契約期間満了月の翌月分から+330円になります。

乗り換えが面倒で、回線が変わりにくいのはなぜか

Sunada ほか(2011 年)の推計では、一度選んだ回線は続きやすいという関係がありました。ただし、これはADSLから光回線へ移る時代の研究です。工事費が乗り換えにくさの理由だと示した研究ではありません。

途中でやめたときの工事費の残りに、法令の決まりはあるか

省令は、解約に伴って請求できる額に決まりを設けています。契約月数は提供開始の翌月から数え、(24−契約月数)÷24 の率などを使います。総務省の説明資料には、2年契約で1年使った場合は工事費の(24-12)/24を請求できるという例があります。

電話で勧誘されたときは?

国民生活センターは、電話勧誘の契約について「「説明書面」と「契約書面」の2つの書面が送付されます」と説明しています。そのうえで、「電話がかかってきた日に契約しないようにしましょう」と呼びかけています。

次に読む

このサイトで次に調べる候補: 光回線 乗り換え 手順(今の回線から別の光回線へ移るときの手続きの順番を知りたい人向け)

出典

この記事の数字と事実の出どころは、下の一覧にまとめています。

  1. 総務省『電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和7年度第4四半期(3月末))』2026年3月末. https://www.soumu.go.jp/main_content/001081665.pdf (確認日 2026-10-20)
  2. 国民生活センター「光回線サービスの電話勧誘トラブルが増えています!」2026年7月1日. https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260701_1.html (確認日 2026-10-20)
  3. ソフトバンク「SoftBank 光 料金」. https://www.softbank.jp/internet/sbhikari/price/ (確認日 2026-10-20)
  4. ソフトバンク お知らせ(2026-05-15). https://www.softbank.jp/internet/info/service/20260515a/ (確認日 2026-10-20)
  5. ソフトバンク お知らせ(2024-01-19). https://www.softbank.jp/internet/info/service/240119-001/ (確認日 2026-10-20)
  6. ソフトバンク 工事費割引のキャンペーンのページ. https://www.softbank.jp/internet/campaigns/list/sbhikari-koujihi-2026/ (確認日 2026-10-20)
  7. ソフトバンク FAQ 25590. https://www.softbank.jp/support/faq/view/25590 (確認日 2026-10-20)
  8. 電気通信事業法施行規則の一部を改正する省令(令和4年総務省令第6号)新旧対照表. https://www.soumu.go.jp/main_content/000794331.pdf (確認日 2026-10-20)
  9. 総務省 説明資料(改正案の概要). https://www.soumu.go.jp/main_content/000924097.pdf (確認日 2026-10-20)
  10. Sunada, M., Noguchi, M., Ohashi, H., Okada, Y.(2011)「Coverage area expansion, customer switching, and household profiles in the Japanese broadband access market」Information Economics and Policy, 23(1), 12-23. https://ideas.repec.org/a/eee/iepoli/v23y2011i1p12-23.html (確認日 2026-10-20)
  11. 実積寿也(2011)「固定インターネット回線品質に対する消費者意識の分析 ―ネットワーク中立性議論との関連に着目して―」情報通信学会誌 29(1), 1_19-1_28. https://doi.org/10.11430/jsicr.29.1_19 (確認日 2026-10-20)
  12. Burman, B., Biswas, A.(2007)「Partitioned pricing: Can we always divide and prosper?」Journal of Retailing, 83(4), 423-436. https://doi.org/10.1016/j.jretai.2007.03.007 (確認日 2026-10-20)

この記事は、AI で下書きし、公式の資料と論文で確かめてから公開しています。

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