楽器買取ノート楽器を売る前に、確かめることと話す順番

ピアノ買取相場 ヤマハ アップライト:金額は非公開でも、40〜50年前のピアノもヤマハの買取窓口は買取できるとしている

ピアノ買取相場 ヤマハ アップライト:金額は非公開でも、40〜50年前のピアノもヤマハの買取窓口は買取できるとしている
2026-10-22 公開・2026-10-25 更新

この記事の要点

  • ヤマハのアップライトのピアノ買取相場の金額は公開されていないので、無料の査定で聞きます。この記事で分かるのは、①何年製か ②古くても売れるか ③お金がかかるのはどんな時か、の3つです。
  • ヤマハの買取窓口では、査定は無料で、査定額に運び出しの費用が入っています。値が付かず引き取りの費用がかかることや、品番によってはこちらが払う側(マイナスの査定)になることもあります。
  • 番号が310万台なら1980年ごろの製造で、46年たったピアノです。何年も調律していなくても、査定には影響しないとしています。
この記事の目次(5)
  1. 製造番号で何年製かを出し、値が付くかを確かめる
  2. よくある質問
  3. 次に読む
  4. くわしい数字
  5. 出典

製造番号で何年製かを出し、値が付くかを確かめる

品番と製造番号は、アップライトの天屋根(いちばん上のフタ)を開けると、金色のフレームの右側か中央に刻まれています。品番は「U1」「U3」のような機種の名前で、製造番号は1台ごとに付いた5〜7桁の数字です。

天屋根のフタを開けて刻印を見つけ、5〜7桁の番号を1万で割って公式の表に当て、2026から引いて経った年数を出す3段の手順
製造番号から製造年を出す
製造年 その年の最初の番号 2026年までに経った年数
1960年 12万 66年
1965年 37万 61年
1970年 98万 56年
1975年 195万 51年
1980年 303万 46年
1985年 404万 41年
1990年 482万 36年
1995年 539万 31年
2000年 586万 26年
2010年 628万 16年
2020年 650万 6年
2025年 660万 1年

番号が310万なら、1980年ごろの製造(46年前)です。番号が303万〜403万のあいだなら、1980〜1984年ごろの製造です。

表の年は目安で、1〜2年ずれることがあります。細かい年は、ヤマハピアノサービスの「年代・製造番号別一覧」で見られます。

古いピアノは値が付く?値段が付かない時は?

ヤマハピアノサービスは、40〜50年前の古いピアノでも買取はできるとしています。ただし、値段が付かず、引き取りの費用などがかかる場合もあります。何年も調律していなくても、査定には影響しないとしています。

ヤマハピアノサービスのコラムの切り抜き。「40~50年前の古いピアノでも買取は可能です」の所を赤い枠で囲んでいます。値段が付かず引き取り費用がかかるケースもあると続いています。
出典: ヤマハピアノサービス「ピアノの買取で40~50年前の古いピアノは買い取ってもらえる?」(2026-10-25 撮影)

同じ窓口の買取のページでは、次のように案内しています。

  • 査定の申し込みは、電話かメールで無料です。
  • 査定額には、一般的な運び出しの費用が入っています。
  • 査定の有効期限は1か月です。
  • 品番によっては、マイナスの査定(こちらが払う側)になる場合があります。
  • 水に濡れた・火事などで傷んだ・わざと壊された・部品をなくしたピアノは、買い取れない場合があります。
  • 引き取れるのはヤマハのピアノだけで、電子ピアノは引き取っていません。

値段が付かなかった時は、自治体の粗大ごみ、専門の業者への処分の依頼、学校や福祉施設への寄付などの選び方がある、と同じ窓口のコラムは書いています。

査定の時に伝える物は、下の図のとおりです(窓口のコラムが挙げている物)。

品番と製造番号のメモ、製造年の確認、査定で伝える物のメモ、2社以上に査定を頼むことを確かめるチェック
査定の前に確かめる

金額は2社以上に聞いて比べる、とヤマハの窓口のコラムは書いています。ヤマハの窓口はヤマハのピアノだけを引き取るので、ヤマハの査定額と比べる2社目は、楽器の買取店から選びます。

2社目の例: 「楽器の買取屋さん」は、ピアノの買取の例を公式サイトに載せていて、出張費・査定費が無料です。

次の記事で分かるのは、売る前に家族で決めること(誰の名前で売るか)、当日に要る身分証、楽器の買取屋さんへの申し込み方の3つです: 楽器の買取屋さん(出張費・査定費0円)の申し込み方と、売る前に家族で決めること

よくある質問

親が1人で業者と会う家は、下の「家に来た業者に売るときの決まり」も読んでください。

電子ピアノも同じ表で調べられる?

調べられません。ヤマハの一覧は、電子ピアノではないピアノの表です。

家に来た業者に売るときの決まりは?

家で業者に売る「訪問購入」(業者が家に来て買い取ること)には、8日間のクーリング・オフがあります。その間はピアノを渡すのを断れます。ただし、自分から家での契約を頼んだ場合は、決まりの一部が外れます。

親が1人で業者と会わないように、家族が立ち会える日を決めておきます。訪問購入の相談(2024年度7,889件)の半分以上は、70歳以上の人からでした。

次に読む

家に業者が来る時の決まりを、もう少し詳しく見たい人はこちらです。

くわしい数字

新品の出荷額・製造番号の進み方・研究4本(押すと開く)
  • 令和6年のピアノの出荷は29,656台・212億2200万円で、1台あたり約71.6万円でした。メーカーが出荷した時の額で、買取額ではありません。
  • 製造番号が1年に進む数は、1978〜1981年は毎年23万、2013年以降は毎年2万でした。番号の数は作った台数と同じではありません。
  • 田中(2012年): 1980年代以降の日本のピアノの市場は伸びが止まり、1980年から買う人が減りました。家庭にピアノがある割合は約25%です。ヤマハ1社の歩みの話で、読めたのは要旨だけです。
  • 高久・桐山(2024年): ホールのピアノは、置き場所と傷みやすい部品で音とタッチが変わりました。ホールの手入れの話で、家庭のピアノや買取額には当てはまりません。
  • 前園・西村(2016年): 弦をたたく部品を替えると、高い音の響きが低くなりました。学会の講演の要旨で、値段は調べていません。
  • 手塚(2025年): 中古品の売り買いの市場は2024年に約3.5兆円でした。中古品全体の話で、ピアノだけの話ではありません。

出典

この記事の数字と事実の出どころは、下の一覧にまとめています。

  1. 田中智晃(2012)「成熟市場をめぐるヤマハの鍵盤楽器ビジネス」『経営史学』47巻1号. https://doi.org/10.5029/bhsj.47.1_49
  2. 高久新吾・桐山伸也(2024)「楽器が演奏者と互恵的な関係を築くためのアプローチ -ピアノのハンマーの状態に着目した演奏分析-」『ヒューマンインタフェース学会論文誌』26巻1号. https://doi.org/10.11184/his.26.1_15
  3. 前園崇徳・西村勇也(2016)「ピアノのハンマーヘッドの硬度変化と音響特性変化の相関に関する研究」電気・情報関係学会九州支部連合大会 講演論文集. https://doi.org/10.11527/jceeek.2016.0_172
  4. 手塚一郎(2025)「リユースと法律――リユース事業者との関係を中心に――」『廃棄物資源循環学会誌』36巻5号. https://doi.org/10.3985/mcwmr.36.387
  5. 国民生活センター『2024年度 全国の消費生活相談の状況-PIO-NETより-』2024年度. https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20250806_3.pdf
  6. 総務省・経済産業省『2025年経済構造実態調査(製造業事業所調査)』令和6年(静岡県のページの表). https://www.pref.shizuoka.jp/kensei/information/myshizuoka/1002260/1040946/1011310.html
  7. ヤマハ株式会社「アコースティックピアノ 年代・製造番号別一覧」(ヤマハピアノサービス). https://www.yamahapianoservice.co.jp/kaitori/piano_no/
  8. ヤマハピアノサービス「Q&A」. https://www.yamahapianoservice.co.jp/qa/
  9. 消費者庁「訪問購入規制の導入」概要(平成25年2月 第4版・広島市のサイトに置かれた写し). https://www.city.hiroshima.lg.jp/res/projects/default_project/_page/001/006/493/30483.pdf
  10. ヤマハピアノサービス「ピアノを売りたい(ピアノ買取)」(2026-10-25確認). https://www.yamahapianoservice.co.jp/kaitori/
  11. ヤマハピアノサービス「ピアノの買取で40~50年前の古いピアノは買い取ってもらえる?」(2026-10-25確認). https://www.yamahapianoservice.co.jp/column/old-piano/
  12. 楽器の買取屋さん「買取対象外商品」. https://gakkikaitori.co.jp/excluded/
  13. 楽器の買取屋さん「ピアノの買取事例・買取価格相場」(2026-10-25・公式ページの説明文で確認。本文は確認の待ち画面で読めませんでした). https://gakkikaitori.co.jp/purchase/category/keyboard/piano/

この記事は、AI で下書きし、公式の資料と論文で確かめてから公開しています。

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