医療脱毛の申込前ノート脱毛のコースと期限を、契約の前に確かめる

医療脱毛 大阪 効果高い VIOを研究で確かめる:13本・652人分の試験をまとめても、約6か月までの比較でレーザーの種類どうしの差は出ていない

医療脱毛 大阪 効果高い VIOを研究で確かめる:13本・652人分の試験をまとめても、約6か月までの比較でレーザーの種類どうしの差は出ていない
2026-10-22 更新

この記事の要点

  • 医療脱毛で大阪の VIO の「効果高い」を研究で確かめると、言えるのは「6か月までの短い期間に、アレキサンドライトとダイオードのレーザーで毛が約50%減った」までで、長い期間で毛が減ることは確かめられていません。
  • 「効果が高い機器」はどれかについては、13本・652人分の試験をまとめても、レーザーの種類どうしで差は出ていません(比べたのは約6か月まで)。
  • 国民生活センターの2017年のまとめでは、やけど等の症状が出た人の7割以上が事前にリスクの説明を受けていなかったため、契約の前に医師に聞く確認表を下に置きました。
この記事の目次(7)
  1. 研究で言える「効果が高い」は、6か月までに約50%減るところまで
  2. 医療脱毛が医師の行為とされる理由と、機器の種類の名前
  3. 統計で見る脱毛の危害と大阪の相談件数
  4. 研究で分かっていること:短い期間の減り方と、起こりうる副作用
  5. 契約の前に医師に聞く確認表
  6. よくある質問
  7. 出典

効き方を確かめたあとに残る「自分の場合のコースの総額」と「途中でやめた時の扱い」は、こちらで確かめられます。費用と申し込みの流れをまとめた記事: 費用と申し込みの流れをまとめた記事

研究で言える「効果が高い」は、6か月までに約50%減るところまで

研究で言えるのは、短い期間に毛が約半分に減ったことまでで、機器の種類による差や、VIO で長く続くかどうかまでは言えません。大阪で受ける場合も、手がかりになるのは下の研究と国の研究班の指針で、肌の色や毛の条件で効き方が変わる場合がある点は、受ける人ごとに医師に確かめることになります。

6か月までに約50%減、レーザーの種類どうしは差なし、鼠径部の11人で1年後に平均78%減の3つの数字
研究で分かっている数字

研究のまとめを読み比べると、「効果が高い機器」の差が試験をまとめても出ていないのは、調べて分かった意外な点です。国の研究班の指針も、部位や毛、肌の色によっては効果が劣る場合があるとしています。

医療脱毛が医師の行為とされる理由と、機器の種類の名前

医療脱毛が医師の行為とされるのは、毛の根元に強い光を当てて、毛を作る部分などを壊す行為だからです。厚生労働省の通知は、医療用の機器かどうかを問わず、レーザーなどの強い光を毛根に当てて「毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為」(厚生労働省の通知)を、医師の資格のない人が仕事として行えば医師法に違反するとしています。毛乳頭は、毛の根元で毛を作る部分です。

機器の種類は、ロングパルスアレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、Nd:YAGレーザー、蓄熱式、IPL という一般の名前で呼ばれます。蓄熱式は照射の方式の呼び名、IPL はレーザーではない強い光を当てる機器の呼び名です。国の研究班の指針は、この種類ごとに推奨の強さを分けています。

国の研究班の指針で、アレキサンドライト・ダイオード・Nd:YAG・蓄熱式は推奨度1、IPLは推奨度2であることを示す表
機器の種類ごとの推奨度

推奨度1は「治療を希望する患者には、行うことを強く推奨する」、推奨度2は「弱く推奨する」という意味です。

統計で見る脱毛の危害と大阪の相談件数

全国で脱毛の施術により危害を受けたという相談は、2012年度から2016年度(2月末まで)の約5年間で964件あり、うち医療機関の分は284件で約3割でした。

2012〜2016年度の脱毛の施術による危害の相談件数を、エステと医療機関に分けて並べた表
脱毛の危害の相談件数

※医療機関の分の合計は 54+46+61+53+70=284件、割合は 284÷964=約29.5%、2016年度(2月末まで)の前年の同じ時期との比は 70÷46=約1.52倍で計算しています。

医療機関の分は、2016年度は2月末までで70件と、前年の同じ時期の46件の約1.5倍でした。医療機関の分は大部分がレーザー脱毛で、67.0%は起きた危害について医療機関で治療を受けていました。やけど等の症状が出た人の7割以上は、事前にリスクの説明を受けていませんでした。

美容医療全体の相談は、医療脱毛のほか脂肪吸引や二重まぶた手術なども含む数字で、2024年度は10,744件でした。脱毛だけの件数ではない点に気をつけて読む表です。

年度 美容医療の相談件数
2018年度 1,980件
2019年度 2,036件
2020年度 2,209件
2021年度 2,767件
2022年度 3,709件
2023年度 6,281件
2024年度 10,744件
2025年度 7,944件
2026年度(5月31日まで) 735件(前年の同じ時期は910件)

※2022年度までは2023年8月、2023年度からは2026年7月に公表された数字で、集計の時点が違うため1本の推移としては読めません。どちらの数字も消費生活センター等からの経由相談を含まず、2026年度は年度の途中の数字です。

大阪府と府内の市町村の窓口では、令和5年度に「医療サービス」の相談が1,037件あり、前年度より43.4%増えました。大阪府は美容医療クリニックなどの相談が多かったためと説明し、脱毛サロンや脱毛クリニックの倒産・閉店でサービスを受けられないトラブルも挙げています。そのうえで、自由診療は契約の前に医師から納得できるまで説明を受け、その場で決めずに慎重に考えるよう呼びかけています。

研究で分かっていること:短い期間の減り方と、起こりうる副作用

研究で確かめられているのは、6か月までの短い期間に毛が減ることと、見られた副作用の多くが一時的だったことまでです。VIO に近い部位の数字は、鼠径部(ビキニライン)の少人数の研究の物です。

Haedersdalほか(2006年)が試験をまとめた研究では、アレキサンドライトとダイオードのレーザーで、6か月までの短い期間に毛が約50%減る効果があるようだ、とされています。ただし質の高い試験は含まれておらず、長い期間で毛が減ることは確かめられていません。痛み・赤み・腫れ・毛の焦げ・色素の変化がまれに報告されており、部位を分けずに集めた試験なので VIO だけの数字としては読めません。

Kaoほか(2023年)が試験をまとめて機器を同時に比べた研究では、ダイオードレーザーは何もしない場合より3か月以内の毛の数が少なく効果がありましたが、レーザーの種類どうしでは有意な差(偶然とは言い切れない差)はありませんでした。追ったのは約6か月までで、長い期間でどの機器がよいかは分からないと著者自身が書いており、見られた副作用はすべて一時的で残る傷はありませんでした。機器の種類で選ぼうとしている人には、短い期間の比べ方では差が出ていない、という結果です。

Lloydほか(2000年)が少人数の右の鼠径部に照射した研究では、最後の照射から1年後に平均78%毛が減っており、瘢痕と色素の変化は見られませんでした。ただし比べる群がない少人数の結果で、IとOの部位は含まず、国や肌の色は要旨に書かれていません。ビキニラインの目安にはなりますが、VIO 全体の数字としては使えません。

Snastほか(2021年)が研究をまとめた結果では、照射した後にかえって毛が濃くなる「硬毛化」が約3%に起きており、顔や首の部位と関係がありました。研究どうしの差が大きく、VIO の部位の割合は示されていません。Ghorbaniほか(2024年)がイランの皮膚科の施設で1年間に脱毛を受けた人を調べた研究では、合併症は0.69%で、多かったのは点状出血・紫斑・あざと色素の変化でしたが、一つの施設と一つの国の結果なので日本の人の肌の色にそのまま当てはめることはできません。

国の研究班の指針は、脱毛部位・毛包の深度(毛の根元の深さ)・毛の太さや色調・皮膚の色調によっては、効果が劣る場合や硬毛化が起こる可能性があり、希望する部位すべてに万能とはいえないとしています。肌の色が濃い人(スキンタイプIV〜VI)は、この条件に当たります。研究のまとめでは種類どうしの差が出ていないことと、指針が IPL だけを推奨度2にしていることは、並べて知っておきたい点です。

研究の読み方

ランダム化比較試験(くじで群を分けて比べる試験)をまとめた研究は、含めた試験の質が高ければ「効果があった」まで言え、比べる群のない研究や症例対照研究は、起きた割合や関係までしか言えません。

研究 調べ方 対象と人数 分かったこと 限界とリスク
Haedersdalほか(2006年) ランダム化比較試験をまとめた系統的レビュー 11本・444人・2005年4月までの試験・部位は限らない 6か月までに約50%減る効果があった 質の高い試験は0本・長い期間は確かめられていない・痛み・赤み・腫れ・毛の焦げ・色素の変化
Kaoほか(2023年) ネットワーク・メタ分析(複数の機器を同時に比べるまとめ方) ランダム化比較試験13本・652人 ダイオードは何もしない群より3か月以内の毛の数が少なかった・レーザーどうしは有意な差なし 約6か月まで・長い期間は分からない・副作用はすべて一時的
Lloydほか(2000年) 比べる群のない少人数の臨床研究 11人・右の鼠径部に3週間おきに5回 最後の照射から1年後に平均78%減っていた 11人・比べる群なし・IとOは含まない・瘢痕と色素の変化は見られなかった(11人での結果)
Snastほか(2021年) 系統的レビュー・メタ分析 ランダム化比較試験2本とコホート研究20本・9,733人 硬毛化は約3%(95%信頼区間1〜6%)・顔や首と関係があった 研究どうしの差が大きい(I2 = 97%)・VIO の数字は無い
Ghorbaniほか(2024年) 症例対照研究(1施設) イランの皮膚科施設で1年間に16,900人 合併症は0.69%・合併症のうち多かったのは点状出血・紫斑・あざ(合併症の31.66%)と色素の変化(同20.0%) 1施設・1か国の結果・日本の人の肌の色にそのまま当てはめられない

契約の前に医師に聞く確認表

契約の前に医師に聞くのは、効果が劣る場合がある4つの条件が自分に当たるか、使う機器の種類、リスクの説明、示された数字の読み方です。

使い方: 自分の部位・毛・肌の色について、医師から答えを聞けた項目に印を付けます。

数字の見方の式: 「何%減ったか」と「何か月後の結果か」を並べて見ます(2つを掛け合わせる式ではありません)。例: 約50%は6か月までの結果、平均78%は鼠径部の少人数・1年後の結果なので、同じ物差しの数字としては比べられません。

効果が劣る場合がある4つの条件、機器の種類と推奨度、リスクの説明、数字の読み方、その場で決めないことを確かめる8項目
契約前に医師に聞く確認表

よくある質問

VIO は何回で、どのくらい減るという研究がありますか

回数が分かるのは、鼠径部に3週間おきに5回照射した少人数の研究で、1年後の数字は研究の読み方の表のとおりです。IとOの部位は含まず比べる群もないため、自分に必要な回数は、部位と毛と肌の条件を伝えて医師に聞くことになります。

肌の色が濃いと、効き方は変わりますか

国の研究班の指針は、スキンタイプIV〜VIでは効果が劣る場合があるとしています。そのうえで、Nd:YAGレーザーはスキンタイプによらず有効で、行うことを強く推奨するとしていますが、痛みは他の機器よりやや高いとしています。

かえって毛が濃くなることはありますか

あります。硬毛化と呼ばれ、研究のまとめでは顔や首の部位と関係がありましたが、VIO の部位の割合は示されていません。自分の部位で起こる可能性があるかを、施術の前に医師に聞いておくと確かめられます。

エステの光脱毛とは何が違いますか

違いは、毛乳頭などを壊す行為を行えるかどうかです。厚生労働省の通知では、医師の資格のない人がこの行為を仕事として行えば医師法に違反するとされています。危害の相談は医療機関だけでなくエステでも寄せられており、2012〜2016年度はどの年もエステの方が多くなっていました。

出典

この記事の数字と事実の出どころは、下の一覧にまとめています。

  1. Haedersdal M, Gøtzsche PC(2006)「Laser and photoepilation for unwanted hair growth.」Cochrane Database of Systematic Reviews. https://doi.org/10.1002/14651858.CD004684.pub2
  2. Kao YC, Lin DZ, Kang YN, Chang CJ, Chiu WK, Chen C(2023)「Efficacy of Laser in Hair Removal: A Network Meta-analysis.」Journal of Cosmetic and Laser Therapy. https://doi.org/10.1080/14764172.2023.2221838
  3. Lloyd JR, Mirkov M(2000)「Long-term evaluation of the long-pulsed alexandrite laser for the removal of bikini hair at shortened treatment intervals.」Dermatologic Surgery. https://doi.org/10.1046/j.1524-4725.2000.00013.x
  4. Snast I, Kaftory R, Lapidoth M, Levi A(2021)「Paradoxical Hypertrichosis Associated with Laser and Light Therapy for Hair Removal: A Systematic Review and Meta-analysis.」American Journal of Clinical Dermatology. https://doi.org/10.1007/s40257-021-00611-w
  5. Ghorbani F, Koohsari P, Yaseri M, Tootoonchi N, Aryanian Z, Vahedi A, Etesami I(2024)「Laser hair removal complications and the associated risk factors at a tertiary dermatology center: a case-control study.」Lasers in Medical Science. https://doi.org/10.1007/s10103-024-04169-x
  6. 国民生活センター『なくならない脱毛施術による危害』2017年. https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170511_1.html
  7. 国民生活センター『美容医療サービス(PIO-NETに登録された相談件数の推移)』2026年. https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/biyo.html
  8. 国民生活センター『増加する美容医療サービスのトラブル』(2023年8月30日公表)2023年. https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230830_1.html
  9. 大阪府『令和5年度 大阪府及び府内市町村の消費生活相談の概要』2024年. https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/84828/soudangaiyou.pdf
  10. 厚生労働科学研究「美容医療の診療指針(令和3年度版)報告」第5章 脱毛治療. https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000975769.pdf
  11. 厚生労働省医政局医事課長通知「医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて」(平成13年). https://www.city.naha.okinawa.jp/res/projects/default_project/_page/001/008/817/h131108_105.pdf

この記事は、AI で下書きし、公式の資料と論文で確かめてから公開しています。

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