美肌治療の申込前ノート美肌治療の料金と流れを、予約の前に確かめる

家族に『皮膚科でいいんじゃない?』と言われたら。美容クリニックに相談する前に、これまで試したことを1枚に書き出す記録表

家族に『皮膚科でいいんじゃない?』と言われたら。美容クリニックに相談する前に、これまで試したことを1枚に書き出す記録表
2026-10-14 公開・2026-11-03 更新

この記事の要点

  • これまで試したことを4つの欄に書き出しておくと、家族への説明にも、カウンセリングで最初に渡すメモにも使えます。処方や施術をするかどうかは医師が決めます。
  • 皮膚科と美容クリニックのどちらにするかは、同じ5つの問いを両方に聞いて、表に書き込んで比べると決めやすくなります。
  • フェミークリニックは、初診料とカウンセリング料が0円です(銀座・渋谷・大阪の公式の料金ページ)。聞いてみないと、表の美容クリニックの列は埋まりません。
この記事の目次(6)
  1. 『大げさじゃない?』に、うまく言い返せないのはなぜなのか
  2. これまで試したことを、1枚に書き出す
  3. 相談先を選ぶ前に、比べる観点をそろえておく
  4. フェミークリニックの列は、公式の料金ページでここまで埋まる
  5. 記録表の使い道:家族に見せる、カウンセリングで渡す
  6. 出典

記録表を書いたら、公式サイトから無料カウンセリングを予約できます。カウンセリングを受けても、その日に契約しなければならない決まりはありません。

フェミークリニック

『大げさじゃない?』に、うまく言い返せないのはなぜなのか

言い返せないのは、試してきたことが頭の中で整理できていないからです。

新しい塗り薬に「今度こそ」と期待して、洗顔も枕カバーも変えた。それでも、また同じ場所に出てくる。そこで「美容クリニックで相談してみようかな」と口にしたとします。

返ってくるのが『皮膚科で十分じゃない?』『そこまでしなくても』という言葉だと、胸の奥がきゅっとなりますよね。反対されたことよりも、言い返す言葉が出てこなかったことのほうが、あとまで残ります。

私は、ここで止まってしまうのは意志が弱いからではないと思っています。家族の目に入っているのは「今の肌」だけで、あなたがどれだけの期間、何を試してきたのかは見えていない。そして実は、本人も頭の中でそれを整理しきれていない。

これまで試したことを、1枚に書き出す

まずは、相談先を決めるより先に、これまでのことを紙かスマホのメモに書き出してみるのはどうでしょう。全部の欄が空いています。うろ覚えのところは「たぶん半年くらい」のように書けば十分です。

欄 書き込むこと 書き方の例
使った市販薬・スキンケア 市販のニキビ用の塗り薬、洗顔料を2回変えた
それぞれを続けた期間 塗り薬はたぶん半年くらい
皮膚科に行ったことがあるか・そこで言われたこと 1年前に1回。塗り薬をもらった
今いちばん困っていること(数・跡・出る場所・出やすい時期) あごに毎月出る。赤い跡が残る

ここで大事にしたいのは、使った薬の良し悪しを自分で決めないことです。「効かなかった」と書くより「〇か月続けた」と事実だけを並べるほうが、読む人に伝わりやすくなります。

相談先を選ぶ前に、比べる観点をそろえておく

  • まず皮膚科: 保険の塗り薬や飲み薬で、費用を抑えて治したい人
  • 美容クリニックにも相談: 薬を続けても毎月のように出る人、保険のきかないピーリングなども聞いてみたい人
  • 皮膚科に1回だけ行ってやめた人: どちらから聞いても構いません。美容クリニックのカウンセリングは無料なので、先に聞いて表を埋め、皮膚科と比べられます

皮膚科と美容クリニックの、どちらが上ということはありません。費用を抑えたいなら保険の診療、選べる治療を広げたいなら自由診療、と線が引けます。

保険の診療と自由診療を、値段を決める人と自分が払う割合の2つで比べた図
保険の診療と自由診療
  • 保険がきく: 塗り薬・飲み薬・面ぽう圧出(ニキビの芯を押し出す処置)・ステロイドの注射
  • 保険がきかない: ケミカルピーリング(古い角質を取る治療)・にきび跡のレーザー

皮膚科の保険の診療なら、診察の料金は3割負担で、初診が879〜948円、2回目からは234〜252円です。これに薬代などが加わり、通院は月に1〜2回ほどです。フェミークリニックのピーリングは、1回16,500円を全額払います(出どころは下の出典の一覧)。

皮膚科(保険・3割負担) フェミークリニック(ピーリング・顔全体)
1回目 初診料879〜948円+薬代など 16,500円(初診料・カウンセリング料は0円)
5回通ったとき 診察料の合計1,815〜1,956円+薬代など 5回まとめて77,000円

皮膚科の5回は、初診1回と再診4回の診察料を足した額です。美容クリニックは、保険の薬にはない治療を選べる分、額が上がります。

比べるときに大切なのは、自分にとって何が決め手になるかです。この5つを両方に聞いて、空いている欄を埋めます。

聞くこと 皮膚科の答え 美容クリニックの答え
保険が使える診療か、自由診療(保険がきかない診療)か
費用は1回ごとの金額か、合計の金額か
通う回数や期間の目安は、いつ教えてもらえるか
どんな治療を扱い、主なリスクと副作用はどう説明されるか
国内で承認されていない薬を使う治療があるか(使う薬が日本で承認されているか)

美容医療は、消費生活センターに寄せられる相談が多い分野です。だから、聞くことを先に用意しておくと、説明の聞き漏らしを減らせます。2024年度の相談は10,744件でした。

フェミークリニックの列は、公式の料金ページでここまで埋まる

フェミークリニックの銀座・渋谷・大阪(梅田・心斎橋・天王寺)の公式の料金ページには、ニキビ治療の額が税込みで載っています。銀座・渋谷・大阪の3つの料金ページとも、初診料とカウンセリング料は無料と書かれています。

ケミカルピーリングは、古い角質を取る治療です。光線治療は、特殊な光でアクネ菌を減らし、炎症を抑える治療です。どちらも同じ値段で、3つの料金ページで同じ額です。税込みで、5回と10回はまとめて払う合計の額です。

ニキビ治療(顔全体) 1回 5回 10回
ケミカルピーリング 16,500円 77,000円 146,300円
光線治療 16,500円 77,000円 146,300円

通う回数の目安は、銀座の治療のページに「2~3週間おきに数回通うことをおすすめしています」とあります。回数は人によって違う、とも書かれています。

主なリスクと副作用は、治療中のピリピリした痛みです。治療後に、赤くなる・ほてる・ひりつく・乾燥する、ことがあります。妊娠・授乳中の方は受けられない、とも書かれています。

問い合わせ先は、銀座院が0120-388-829(11:00〜20:00・水曜休診)です。渋谷と大阪の各院は、それぞれの公式サイトに電話と予約の欄があります。

まだ空いているのは「国内で承認されていない薬を使う治療があるか」の1行です。ここは、無料のカウンセリングで聞けます。

予約する、医師が肌を診察する、治療の案と説明を聞く、受けるかは自分で決める、の4つの手順
無料カウンセリングの流れ

カウンセリングでは、医師が肌を診察し、肌質や希望を聞いて治療の案を出します。施術の説明を聞き、納得してから施術に入る流れです。公式には「無料カウンセリングのみでもご予約が必要です」とあり、カウンセリングだけの予約もできます。料金表には1回ずつの額もあるので、まず1回だけ受けて様子を見ることもできます。

カウンセリングを受けても、その日に契約しなければならない決まりはありません。契約した後も、1か月を超えて通い、しかも5万円を超える美容医療の契約は、クーリング・オフや途中でやめる決まりの対象です。にきびの除去も入ります。

フェミークリニック

記録表の使い道:家族に見せる、カウンセリングで渡す

書き上げた1枚は、二つの場面で使えます。

ひとつは家族に見せるときです。「ここまで試して、今はこれに困っている」と紙を見ながら話せると、感情のぶつけ合いになりにくくなります。そのうえで、前の章の問いを一緒に眺めれば、皮膚科にするか美容クリニックにするかを同じ物差しで話し合えます。

もうひとつは、カウンセリングの最初に渡すときです。緊張していると、伝えたかったことの半分も言えないまま時間が過ぎてしまうこともあります。メモがあれば、話の出発点を自分で決められます。

ただし、薬を処方するか、施術をするかどうかは医師が診察して決めることです。記録表は、その判断をしてもらうための材料だと考えておくと、気持ちも少し軽くなるはずです。

家族には「薬を続けても毎月出るから、保険のきかない治療も聞いてみたい」と、表を見せながら伝えられます。

家族と話す前でも、先にカウンセリングで5つの問いを聞いて、表を埋めてから話せます。

フェミークリニック

出典

  • 銀座フェミークリニック「ニキビ・ニキビ跡治療の料金案内」 https://www.ginza-femmy.net/price/nikibi/ (2026年11月3日確認)
  • 銀座フェミークリニック「ケミカルピーリング」 https://www.ginza-femmy.net/acne/chemical/ (2026年11月3日確認・通う目安とリスク・副作用。原文は「ピリピリとした痛みや治療後に発赤や熱感、ひりつき、乾燥が生じる可能性があります」)
  • 渋谷フェミークリニック「料金」 https://shibuya-femmy.jp/skin/price/ (2026年11月3日確認)
  • 大阪フェミークリニック「ニキビ治療の料金案内」 https://femmy.osaka.jp/price/nikibi/ (2026年11月3日確認)
  • 国民生活センター「美容医療サービス」(2026年10月14日確認)
  • メディカルノート「にきびを治すとき、皮膚科ではどんな治療が行われるの?」谷岡未樹 先生 監修(2020年8月31日)
  • 銀座フェミークリニック「ケミカルピーリング」の「施術の流れ」(カウンセリング・診察予約、医師による診察。「完全予約制のため、無料カウンセリングのみでもご予約が必要です。」)
  • 熊本日日新聞(共同通信)「6月から診察料引き上げ 物価高、賃上げに対応」(初診の基本料2,910円・物価対応料20円・賃上げ対応の加算230円、再診の基本料760円・物価対応料20円・加算60円)
  • 新潟県「【相談事例】美容医療サービスのトラブル」(特定継続的役務提供の対象になる美容医療の条件)

この記事の数字と事実の出どころは、下の一覧にまとめています。

参考にした公式ページ(1)
  • 国民生活センター(https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/biyo.html)

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